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ちゆ活 -健康のはなし-

執筆者の写真虹色のWOODs

【保存版】ぎっくり腰のウソホント!急性腰痛の正しいケアと自宅でできる予防法


日常生活やふとした瞬間にやらかしてしまうぎっくり腰ってありますよね?

実は闇雲に素人がマッサージしたり、そのまま放っておくと危ない場合もあるんです。

ぎっくり腰という名前から、あまり深刻に考えない方も多いかもしれませんが、だからと言って「我慢出来るから大丈夫」という甘い考えは捨ててください。

それではそもそも、ぎっくり腰とは何なのでしょうか。

大きなくくりで言うと、急性の腰痛となりますが、その腰痛を引き起こしている原因は様々です。

すなわち正式な傷病名ではないわけです。なので、例えば筋肉の張りや委縮による筋緊張性腰痛なら、マッサージやストレッチは適しているかもしれません。しかし、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症等などはそうはいきません。もしかしたら腎臓など内臓からくるものや、脳からきている可能性もあります。

適切な治療や施術をしないと悪化してしまい、手術になってしまうことや、ともすれば後遺症が残る場合もあるのです。

ぎっくり腰とひとまとめにせず、どういった原因で起こった症状なのかを、しっかりと鑑別する必要があります。

とはいえ、自分で判断するには限界がありますよね。ですので、以下の症状が出たら早急に接骨院(整骨院)または整形外科の受診をオススメします。

早めに専門家に診てもらうことが、腰痛から解放される近道です。

  1. 安静時でも痛みや違和感がある

  2. しびれや麻痺の出現

  3. 知覚や温度覚などの感覚に違和感

  4. 前屈姿勢でしびれ出現

  5. 少し歩くとすぐに痛みが出てくる

  6. 熱感や腫脹がある

  7. 足に力が入らない

ひとつでも当てはまる場合には、お近くの専門機関にご相談してみてください。

ですが、突然ぎっくり腰になってしまったとして、すぐに病院などで受診することが難しいこともありますよね。そんな時大切なことは、絶対に腰に負担をかけないこと。自宅で安静にするために最適な姿勢を3つご紹介します。

また、もし熱感や腫脹が出現した場合は、以下に合わせてアイシングも行ってください。

1. 横向き姿勢

痛むほうを上に、横向きに寝ます。股関節と膝は曲げてエビのような姿勢になって休んでくださいね。

さらに膝の間に枕やタオルを丸めたものを挟めることで、足や股関節・骨盤を安定させる効果もあります。

こちらの姿勢では、腰椎にかかる負担を減らすことができます。

2. 仰向け姿勢

仰向けに寝そべり、膝を立てて休みます。その際、膝下に枕を入れると仮に眠ってしまっても膝を立てたままになりますので、ぜひ実践してみてください。

膝を立てることで骨盤を反らせないようになり、腰部にかかる負担が少なります。

3. 仁王立ち

意外に思われるかもしれませんが、立位は体幹筋力が働いているため、それがコルセットとなり腰の負担が少なくなります。

ふらついたり安定性が保てない場合は、写真のように壁や棚などを支えにしても問題ありません!

そして逆にとってはいけない姿勢があります。

中腰の姿勢やしゃがみ込む姿勢がよくない、ということはよく聞かれるかと思いますが、意外と勘違いされがちなのが座位です。実は座位もよくありません。

「腰を痛めたのでソファーや椅子に座って安静にしていた」という話を聞きますが、これはむしろ悪化します。

座位は体幹筋力があまり使われない姿勢です。体幹筋力が使われないとコルセットとなる筋肉が作動しないので腰に負担がかかります。その上、ソファーは座る場所が沈み込んでしまうため骨盤が後傾してしまい猫背となり、腰や骨盤に負担が掛かってしまうのです。

ようするに寝てるか立ってるかが一番、腰にかかる負担は少ないのです。

寝てても立ってても痛い場合には、もう待っていてはいけません。今すぐ整骨院や整形外科への受診をオススメします。

もちろん、当院でもぎっくり腰の施術を行っています。

運動療法や鍼灸、超音波治療や電気治療などさまざまなメニューがありますが、症状に対して具に問診・検査を行うことで、一人ひとりに最適な治療法をご提示いたします。また、治療しながら体幹の筋肉を整えていきますので、再発しにくいカラダづくりも同時に叶えることができますよ。お気軽にご相談ください。

運動療法って?

鍼って痛くないの?

ではぎっくり腰にならないようにするためにはどうすればいいのか?

姿勢を良くすることです。そのために体幹筋力や身体の柔軟性が大切になります。

今回は家で出来る体幹トレーニングを2つご説明します。

1つ目はお腹のトレーニングでドローインという方法です。

まず、仰向けに寝てください。大きく空気を取り込むように息を吸って、お腹を膨らませます。この時、肩はなるべく動かないように気をつけましょう。

お腹がいっぱいに膨らんだら、今度は息を吐きながらお腹を凹ませて、おへそを背中につけるようなイメージで、お腹を薄くしていきましょう。

そのまま、力を入れて5秒キープ。それを10回繰り返します。

2つ目は背中のトレーニングでブリッジという体操になります。

こちらも先程と同じく、仰向けに寝ます。膝を90°に立てたら、膝と膝の間は拳一個分の幅を空けてください。

その状態でお尻を持ち上げて、5秒キープ。この状態をブリッジといいます。その時、お腹にも力を入れてください。

以上を10回繰り返します。

以上のトレーニングを1日3セットほど続けることで腰痛になりにくい身体を形成します。

筋肉は日々の積み重ねで続けないとついていきません。

どうしても続かないな、と感じたり、もしご自身で行うのが難しい場合はご相談ください。当院のEMS施術には、仰向けで寝ているだけで体幹筋力を鍛えるメニューがありますので、筋肉を増強し腰痛を予防する手助けをいたします!

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